ストーリーテリングについて
ストーリーテリングとは・・・
相手に伝えたいメッセージを、体験談やエピソードなどの「ストーリー」として届けるコミュニケーション手法です。
ストーリーによって、受け手はメッセージを直観的に理解し、共感や感情移入をもたらします。これによって、説得されていると感じることなく期待した行動(購買行動など)を取りやすくなります。
ストリーテリングの有効性
こんなことに悩んでいませんか?
- 懸命に頑張っているのに結果がでない・・・
- いい製品・サービスなのに競合と差別化できない・・・
- 上司が期待通りの支援をしてくれない・・・
- 部下に指示したことが実行されない・・・
- 好評を得たはずのお客さんが、結局は買ってくれない・・・
- 説得して納得したはずなのに実行してくれない・・・
- プレゼンをしても好感触が得られない・・・
- 良好な人間関係が築けない・・・
いずれの場合にも共通する原因がひとつ!
「相手の感情に響かなかったから」
私自身、組織のリーダとして孤軍奮闘しながら結果が出ず、
いくら仕事をしても終わらず、部下に仕事を任せられず、寝てもうなされて、ストレスだけが溜まる日々が続きました。
論理で説得して、理解を得られても、感情が動かなければ、期待した行動にはつながりません。
論理的に相手を説き伏せてしまうと、目に見えないしこりが残り、かえって成果から遠ざかってしまいます。
では、どうすればよいでしょうか?
わたしたちが思っている以上に多くの場合、人は感情で判断して、あとから論理で理由付けをしていることが最近の心理学の研究からわかっています。
そして、
相手の感情に訴えるもっとも効果的な方法は
「ストーリー」を語ること です。
ビジネスのさまざまな場面で、相手に伝えたいメッセージを、体験談やエピソードなどの「ストーリー」として届けることによって、コミュニケーションの質を格段に向上できます。
この手法が、「ストーリーテリング」であり、ディズニー、コカコーラ、ナイキ、P&G、コストコ、マイクロソフト、ウォルマート、など多くの有名企業がストーリーテリングを活用しています。ストーリーテリング担当役員を置いている企業もあります。
「ストーリー」は、感情に働きかけ、強い印象を与え、長い間記憶に留まります。
聴き手は、ストーリーの登場人物に感情移入(これはわたし自身のストーリーだと感じること)したり、話の展開にワクワクドキドキしたり、ときには涙を流すことさえあります。
人の心に刺さり、心を動かす。それが「ストーリー」です。
心を動かすことができれば、期待する行動を引き出すことが容易になります。
悩みの9割は人間関係。
つまり、人と人の間のコミュニケーションが原因です。
ビジネスでも同じです。
大企業だけでなく、中小企業や個人事業者も成果を挙げられます。
「ストーリー」というと、小説、映画、ビデオゲームなどを
思い浮かべやすいのですが、もっとシンプルな構成で、ビジネスにフォーカスした活用が可能です。
コメント