サービス

おもなサービス

DXを活用して2倍儲かる仕組みを構築するための、もっとも重要な礎としての人と組織に関するコンサルティングです。

リスキリング・プログラム、評価指標(KPI)の策定およびフォローアップ(定着化)を支援します。

経営者がITを経営の武器として使いこなせるよう伴走支援します。

DXの実現を図る経営のあり方をゼロベースで再考し、戦略に落とし込みます。

必要であれば、組織の理念やビジョンに立ち返り、優秀な人材が働きたくなる職場づくりを目指します。

企業で勤めるR50(=役職定年など50歳以上のベテラン社員)のマインドセットを刷新し、新しい知識・スキルを身につけ活躍できる環境を構築するため支援します。

セミナー/研修

組織が変革を果たし、継続的に儲かる仕組みを作り上げるために、人がマインドセットを変えて、前向きに、しかし気負わず取り組むためのセミナー/研修を実施しています。

セミナ/研修はご要望に応じてカスタマイズして実施しています。

サービスの考え方

ビジネス視点でDXを進める

競争に打ち勝つために新しい技術を使う~至極当然で、既存技術で競争を勝ち残ることこそ困難を極めます。デジタルはもっとも進歩が著しく、汎用性が高い(どんな業界でも適用できる)技術です。

めざすべきは、DXのX(=Transformation)すなわち、継続的に儲かる仕組みを作り出す変革をもたらすことです。

とはいえ、儲かる仕組みを考え出すことは容易ではなく、手作業をデジタル化することに没頭して、変革としてのXを忘れがちです。

もっともありがちな落とし穴が、経営的視点を欠いてデジタル化を進めることです。ベンダの営業トークを聞いているとバラ色の将来を想像してしまいますが、ベンダには経営経験も全体最適を実現する意図も欠くため結局はうまくいきません。部門間の連携や運用・定着までは見通せないために、素晴らしいデジタルプラットフォームまたはITツールを導入したはずなのに使いこなせず「こんなはずではなかった」とほぞを噛む事態に陥りがちです。

どうすれば、この落とし穴を避けられるでしょうか? 事業責任者として25億円の事業を経営してきた経験とコンサルタントとして得た幅広いIT知識にもとづいて、どうすれば儲かるのか一緒に考え、技術に偏った助言は控え、儲かる仕組みを実現する手段としてのデジタル技術に焦点を当てていきます。

やればできるマインドを育む

儲かる仕組みとしてのDXを進めようとしても、やるべきことが多すぎて、どれも中途半端で頓挫する懸念があります。これまで支援した組織でも、DX取組みテーマのリストが長くなりすぎ、DX推進部門は人が足りないし、ユーザ部門はやれるイメージをもっていない、といったことが多々ありました。

取組みテーマを断捨離して、小さなテーマでしっかり成功事例を作り、組織内で広報することで、「やればできる」マインドを高めていくことが大切です。

とはいえ、ITに対する苦手意識(ITアレルギー)が組織内に蔓延しており、経営者自身がITアレルギーに冒され、できれば人任せにしたいと願っている場合も少なくありません。

ITアレルギーがどこから生じているのか、AI時代のITリテラシーとは何か、を紐解くことで、ITアレルギーを克服し、やるべきことに集中して成果を挙げられます。セミナー「ITアレルギー克服講座」で詳しくお伝えしています。

私自身の経験から感じ取ったように「ローマは1日にして成らず」であり、DXで事業の成長を期す場合であっても長年培ってきたスキルにこそ価値が潜んでいます。IT活用の視点で取り残されがちなベテラン社員であっても、価値を再発見し、適切に処遇することによって「やればできる」マインドを醸成し、組織を活性化することが可能です。

もちろん、一般にリスキリングと呼ばれるスキル向上施策は必要ですが、ビジネス的観点で獲得すべき必要十分なスキルを明らかにして、徹底的に繰り返すことで身につけることが可能です。

このアプローチは経営者にとっても有効で、コンシェルジェとして経営者に必要なスキル・知識の明確化を支援し、実行に必要な支援を提供します。

以上の取組みを実施することで、外部からスキル人材を採用しなくても(多くの場合採用しようとしてもできませんが)、DXを推進する組織に生まれ変わります。

ストーリーで情理を尽くすコミュニケーション

「ストーリーで情理を尽くす」にある情理の「理」は論理的整合性を示しています。もうひとつの要素である「情」は、いうまでもなく人の気持ちです。

「経営理念は言葉ではなく行動」です。高尚な理念を掲げても、従業員が理解し、行動に結びつかなければ意味がありません。組織の存在意義をストーリーとして記憶し、賛同することで組織の強さが生まれます。

儲かる仕組みは、特定の部門が単独で構築できるものではなく、社内のあらゆる部門や取引先・顧客などのプロセスが連携して実現されます。戦略を構想した段階ではうまくいきそうでも、人に話したくなるようなストーリーにできないなら再考の余地があります。

すなわち、「情」と「理」を明確にわける必要がなく、これらを両立してこそ組織として力を発揮します。

「情」の観点でもっとも効果的な解決策は、組織のあり様をストーリーとして言語化することです。私が支援しているクライアントでは、現社長の父上である先代社長の創業の経緯と、現社長が事業を引き継いで理念に目覚める過程をストーリーとしてホームページに掲載しました。従業員も知らなかったストーリーですが、あるスタッフはこれを読んで泣き出してしまったそうです。100のきれいごとを並べるより効果的であったことがわかります。 顧客とのコミュニケーションにおいてもストーリーは有効に機能します。ホームページに理念やビジョンを掲載しても、多くの従業員は記憶にとどめず、顧客も気に留めることがありません。ストーリーを通じて、なぜその理念を抱くようになり、どれほどビジョン達成を重要視しているか、言語化することによって、経営者自身が志を新たにし、従業員ばかりでなく顧客にも思いが伝わります。

サービス提供の標準的アプローチ

DXに向けた「人と組織」の変革支援

経営者向け変革支援のメニューに含んでいる、
1)経営理念とビジョンの確認
2)儲かる仕組みディスカッション
相当の整理ができている前提です。できていなければ、遠回りに見えても事前に整理しておくほうが成果を得やすくなります。

経営者向け変革支援のメニューに含んでいる、1)経営理念とビジョンの確認、2)儲かる仕組みディスカッション、相当の整理ができている前提です。できていなければ、遠回りに見えても事前に整理しておくほうが成果を得やすくなります。

1.テーマ選定

  • 儲かる仕組みとしてのDXテーマが見つかれば理想的ですが、そうでなくてもテーマをひとつ選んで成功事例を作ることは組織の活性化に大きく役立ちます。
  • 比較的短期間で組織内の誰もが理解しやすい成果を出せるテーマを選ぶのが コツです。
  • 特にITが得意でないメンバーによるチームをDX部門がサポートし、成果を出すことによって、「あのチームでできるのであれば自分たちもできそうだ」と思ってもらうことが重要です。
  • 広報活動を通じて成果を共有することで、DXが身近なものだと感じてもらいます。

2.評価制度

  • キャリアパスを設定し、職階に応じた要求レベルを具体的に定義し、目標管理制度に載せて継続的にフォローする評価制度を構築します。
  • スキルを学ぶ個人が、どのくらいの努力をせねばならないか、自分の仕事にどのように役立つか、成果が出たらどんな報酬(金銭的報酬よりも承認欲求を満たす報酬に着目)を得られるか、イメージできるように評価指標(KPI)に展開します。
  • とはいえDXの取り組みが手探りの状態であり、精緻な評価制度を構築しようとしても時間がかかるばかりで満足できるレベルには至らない可能性もあります。柔軟な制度のもとで、一緒に成果を追いかけていく「情」に刺さるコミュニケーションの必要性が高まります。

3.リスキリング・プログラム

  • 業務上のあるべき姿に必要十分なスキルは何か明らかにしたうえでプログラムを設計します。
  • 学んだスキルはすぐに現場で、繰り返し使うことを通じで、定着化を図るように考慮します。
  • IT知識を学ぶためのインフラは多く存在します。コンシェルジェの機能を提供することで、極力イチからトレーニング・プログラムを作成することはせず、高いROIを目指します。

4.フォローアップ(定着化)

  • 新しいスキルを学ぶことは誰にとっても容易ではなく、特にITに苦手意識をもっていると、往々にして途中で挫折しがちです。
  • 難しいことを覚えるのではなく、学んだことを着実に繰り返し、血肉にしていくことを意識しながら、上司ではない社外の相談相手として習慣化を手助けします。

経営者向け伴走支援

経営者であれば損益計算書や貸借対照表が読めないと公言することはありえません。細かいことは経理の管理者に任せるとしてもできるだけ自分で理解し、経営的意思決定に役立てようとします。

重要性を鑑みるとITも同じ位置付けに近づいています。もちろん 経営者の役割は 担当者とは異なり、プログラミングを覚える必要はありません。

しかし、何を学べばよいかはっきりせず、学ぶための時間も学びの場もないために、対策を講じないままに時間が過ぎていると感じる経営者がDXでリーダーシップをとるためのサービスです。

1.経営理念とビジョンの確認

  • 企業は何のために存在し、経営者は何を目指して日々奮闘しているか、改めてストーリーとして言葉にすることによって組織の存在意義を再確認します。
  • 遠回りしている印象を受けるかもしれませんが、多くの従業員は経営理念やビジョンについて理解しておらず、金銭的報酬の対価として働いている場合が少なくありません。これでは、創意工夫はされず、修羅場での頑張りも期待できません。
  • 経営理念とビジョンをわかりやすいストーリーとして整理して、「情」に響くコミュニケーションをすることが組織の一致団結に大きく貢献するだけではなく、顧客とのコミュニケーションも円滑にします。

2.儲かる仕組みディスカッション

  • 経営者やリーダー層と一緒に、どうすれば儲かるようになるのか、しっかりと 議論します。
  • 今まで散々考えてきたのだから今更改めて議論をしても効果は期待できないと思われるかもしれません。
  • 確かに一度議論したからといって儲かる仕組みを思いつくものではありません。
  • 定期的にアイデアを発信する場を作り、粘り強く繰り返すことによって初めて可能性を期待できるアイデアが生み出されます。
  • 多くの企業では、散発的に儲かる仕組みを考えるものの、継続性がないのでやっても無駄という結論に至っています。

3.DXリーダーシップ伴走支援

  • 経営者がデジタルを活用して組織変革をリードするために何をどうやって学べばよいか、日々のマネジメントに伴走しながら1on1で伝授します。IT用語を使わない例えを用いながら、わかりやすく個別対応しますのでIT知識がなくても問題になりません。
  • コーチングと呼ばれる手法を用いて 経営者が本当にやるべきこと、やりたいこと、の実行を後押しします。本人が納得し、やると宣言したことだけを実行し、進捗を追いかけることで漏れない実行を図るものです。

R50再生支援

人生100年時代を迎え、定年はさらに延長する方向にあり、DX人材の採用は難しいことから、ベテラン社員の活躍なくして組織の成長はありえません。しかしながら、ベテラン社員には期待できないと経営者自身が思っており、経営者の思いに呼応するようにベテラン社員自身も新しいことにチャレンジするのは無理だと思い込んでいます。

本サービスでは、企業で勤める50歳以上のベテラン社員(役職定年従業員など)をおもな対象に、思い込み(=アレルギー)を払拭して活躍できる環境を構築します。

1.ITアレルギーの克服と新たなマインドセットの獲得

  • 実績のあるセミナーを受講いただくことや、内容を拡大したワークショップに参加いただくことで、知らぬ間に身についていたITアレルギーの正体を理解し、実はさほど恐れることはなくて、やってみれば何とかなりそうと前向きなマインドセットを獲得いただきます。

2.ラーニング・プランの策定

  • 現場の実務に照らして、何をできるようになればよいか明らかにし、どうやってスキルを獲得するか、ファシリテーターの支援のもと自ら計画を立てていただきます。
  • 一度に多くのことは望まず、一歩ずつ着実に前進することがコツです。

3.伴走支援

  • 複数名の対象者に1名のファシリテーターがつく体制で、定期的にミートアップと呼ばれる集まりを実施し、互いに励まし合い、教え合いながら、取り組みを継続していきます。
  • 自ら立てたラーニング・プランに照らして進捗を評価します。必要があれば計画を見直し、やり遂げたという達成感を得て、次の一歩を踏み出すことを優先します。

4.評価

  • ベテラン社員はひとによって意欲と活力の差が大きく、一律に扱うことはできません。若い社員に負けず新しいことを学ぶ意欲と活力を示すベテラン社員に、相応の役割を果たしてもらうことは組織全体の活性化にもつながります。DXスキルの獲得はわかりやすい試金石です。
  • DXに関わるパフォーマンスに拘らず、キャリアを勤めている会社での仕事と狭く捉えるのではなく、様々な選択肢があり可能性を秘めた、ライフを考えることで、仕事に対する取り組み姿勢が変わったり、新しい人生のあり方にチャレンジする場合もあります。複数名の対象者に1名のファシリテーターがつく体制で、定期的にミートアップと呼ばれる集まりを実施し、互いに励まし合い、教え合いながら、取り組みを継続していきます。

セミナー/研修

ITアレルギー克服講座

いまやDX推進は必須の経営課題ですが、実現のためにはむしろ、技術に囚われることなくアナログ的な取組み、すなわち自社にとっての変革(=これがDXのXであり、儲かる仕組みを作ること)を見定め、愚直にやりきる必要があります。

ITを駆使して競争優位を築くDXに向けた取り組みを進めようとしても、多くの社員はITに自信がなく「いえいえ、わたしITに弱いんで…」といった反応しか得られない、とかベテランのリーダー陣や経営者自身も状況は変わらない、といったITアレルギーに冒された組織は少なくありません。

AI時代のITリテラシーとは何か、DXで重要なX(トランスフォーメーション=組織の変革)とは何か、ITを知らなくても腹落ちする体験を通じて、「やればできる」マインドセットをもってDXに立ち向かえる組織に生まれ変わるきっかけとなるセミナーです。

本講座は、地方自治体向けに実施したセミナー「みんなで進めるDX~デジタル化はアナログが9割」を進化させて改題してもので地方自治体職員のほか、上場企業役員・幹部社員などが受講し好評を得ています。

ChatGPT & Notion AI – 生成AI講座

大規模言語モデルとして一気に浸透してきたChatGPTとオール・イン・ワン・ノート・アプリとしてもっとも勢いがありAI機能を搭載して、使い方によってはChatGPTよりも業務効率化が高く、費用を抑えられるNotion AIを対象にしています。

基本的な使い方を始めとして、組織として導入する場合のガイドライン作成やITリテラシーが高くない組織でも誰ひとり取り残さず使いこなせる組織的な取組みのあり方を対象とした講座です。一方的に講義するのではなく、受講生と相互のコミュニケーションを通じて、実践的に役立ち、新しい技術を使いこなせる組織を作っていくことを主眼に、講座を組立てています。